今日は思うところがあってイギリスの話題。エリザベス2世の国王御在位70年を祝う切手が続々と発行されています。これは今年（2022年）2月4日、英王室属領ガーンジー代官管轄区に属するオルダニーからの切手です。単片6種に小型シート1種が発行されています。
今回の特筆事項としては、この単片6種の白黒印刷版が5,000枚限定で発行されており、しかも通常のカラー版6種セットにランダムで1枚だけついてくるというのがあります。白黒版だけを単独で買うことはできず、カラー版のおまけとしてでしかガーンジー郵政（オルダニーの切手を発行している）からは入手できません。
当初この白黒版の話を聞いた時、どうせブラックプリントの、実際の郵便には使えないレプリカ切手なんじゃないかと高をくくっていたのですが、実物を見るとなーんか実際に使えそうだし、同封された切手発行案内にはレプリカとも郵便には使えないとも書いてないし、これ実際に郵便に使える本物の切手っぽいなあ…。耳紙に書かれている情報から、どうやら白黒版は通常のカラー版と同じく1シート10枚構成のようですが、当然のことながらシートでは入手できないはずです。ぜひ、白黒版6種コンプリートを目指してみてはいかがでしょう。私はやりませんが。
それにしても、私にとってイギリスは遠くて本当に遠い国であり続けています。はぁ…。