奮闘!ウクライナ郵政

引き続きロシア軍による侵攻が続いているウクライナですが、ウクライナ郵政が24日付で国内の顧客向けに声明を発表しています。

Dear customers
https://www.ukrposhta.ua/en/news/57560-dear-customers

戒厳令が敷かれた影響により24日に郵便局は閉鎖。当面の間は荷物や年金は郵便局が保管し、状況が許せば可能な限り配達。ウクライナ上空は航空輸送が不可能なので、状況を見ながら地上の配送ルートを模索。ご理解ご協力をお願い致します。

というのがおおよその内容です。いやこんな状況なのだから無理に配達をしなくてもいいよと言いたくなりますが、そこは郵便屋の意地なんでしょう。しかし、それで命を落としてしまっては元も子もありません。

ところでこの声明が読めるということは、そう、ウクライナ郵政のサイトにはまだアクセスが可能なのです。サーバーがどこにあるのかは知りませんが、まさかロシア国内ではないでしょう。切手の通販ページも一応見られますが、1月23日発行の北京オリンピック記念切手(↓これ)以降、新切手の掲載がありません(これ以降、何件か新切手を発行していること自体は告知されています)。

もっとも、今ここから切手を注文したところで対応は不可能でしょう。ここは発注したら後から合計額と送料を通知してきて、それではじめて決済できる仕組みなので、注文が通ることはまずないと思われます。また以前のように気軽に注文できる日が少しでも早く戻ってくることを心待ちにしています。