エストニアは3月24日、ロシアによる軍事侵略を受けるウクライナと連帯する切手を発行しました。同様の趣旨の切手を発行したのはバルト三国ではラトビアに続くものです。切手はシール式で、1シート10枚ですが、ミシン目で1枚1枚切り離せるようになっており、1枚単位でも売ってくれます。切手の左上には”Слава Україні!”(ウクライナ語で『ウクライナに栄光あれ!』)、”Eesti toetab Ukrainat”(エストニア語で『エストニアはウクライナを援助する』)と書かれています。
発売されている初日カバーの左側には、両国国旗が鎖のようにつながっています。
切手を買うとポストカードがおまけに付いてきます。ただどこの風景なのかがよくわかりません。ウクライナの旗がはためいているのでウクライナ国内なのでしょうが、明らかに首都キーウにある独立広場ではありませんし、今回の切手発行に関するエストニアの報道を見ても「切手と同様のデザインのポストカード」としか書いてありません。
なにかヒントはないかと裏面を見ると”Droonifoto kiievist – Ukraina suurim riigilipp, taustal Spivotše Pole.”と書かれており、これはエストニア語で『キーウのドローン写真-ウクライナ最大の国旗、Spivotše Poleを背景に』という意味のようです。しかし”Spivotše Pole”なるものがよくわかりませんし、インターネットで検索してもヒットしません。