シエラレオネ名義のウクライナ戦争切手(その3)

シエラレオネ名義で3月25日付で発行された切手をご紹介するのもこれで最後。今回はウクライナを支援したセレブリティたちが題材となっている3種のシートです。肖像や名前だけでなく、ご丁寧にも寄附金額まで書いてあったりします。順にご紹介しますと、

  • ミラ・クニスとアシュトン・カッチャー夫妻、ウクライナ難民のために3000万ドル以上の募金を集める
  • レオナルド・ディカプリオ、ウクライナを支援する人道支援団体に寄附
  • ベテニー・フランケル、自身の基金より2,500万ドルを寄附
  • ブレイク・ライヴリーとライアン・レイノルズ夫妻、戦争難民のため100万ドルを上限にすべての寄附金と同額を寄附することを約束

  • イ・ヨンエ、ウクライナ支援のために83,225ドル(1億ウォン)を寄附
  • ジジ・ハディッド、ファッションウィークでの売上を全額寄附

  • J・K・ローリング、ウクライナの子どもたちのために最大100万ポンドを約束

てな感じで、俳優、モデル、実業家、作家など様々な方面の著名人が寄附している、あるいは寄附する意向を示したことが紹介されています。まあ誰がどれだけ寄附したかなど下世話な話にも思えますが、こうした切手が出た背景には、やはり有名人を切手にすることで売上を伸ばしたいという切手代理発行エージェントなりの事情もあるのだろうと推測します。

しかしまあ、こういう話になるとすぐ税金対策だとか言い始める人がいますが、そういうのはどうかと思いますね。