中央アフリカ共和国名義のウクライナ戦争切手(その2)

中央アフリカ共和国名義で4月20日付で発行されたウクライナ戦争の切手をご紹介しています。今回は2001年にウクライナを訪問したローマ教皇ヨハネ・パウロ2世を題材とした切手シート2種です。

とはいえ、この切手には今回のウクライナ戦争に関する記述はありません。前回ご紹介した平和祈願の切手と同じタイミングで発行されてはいます。切手の中央にはフランス語で『侵略者に対するたゆまぬ英雄的な戦いによってヨーロッパを守ったウクライナ、ありがとう』と書かれていますがこの言葉の出典もよくわかりません(おそらく訪問当時、ヨハネ・パウロ2世が述べた言葉だと推測しますが…)。

半ばこじつけてヨハネ・パウロ2世を登場させている感は否めませんが、まあこれも今回のウクライナ戦争に関する切手と見做しても問題ないでしょうと判断してご紹介いたしました。しかし、切手代理発行エージェントによるこうした『便乗ウクライナ切手』の発行が始まっており、当分の間は続きそうです。