A4サイズのウクライナ戦争切手シート

切手代理発行エージェントが次第にウクライナ戦争の切手を盛んに発行するようになってきました。材質や形などちょっと変わった切手を作って収集家の関心を呼び込もうとするのはいつものことですが、今回のウクライナ戦争切手でもそういうのが登場しました。

これは今年(2022年)3月末(発行日は未発表)より発売されているガイアナ名義のPスタンプで、ウクライナの大統領ウォロディミル・ゼレンスキーやズミイヌイ島、弾薬、航空車両、防空システムなどが描かれています。Pスタンプそのものは2010年発行のミッヘルナンバー8064の切手です。この切手シートにはいくつかの特徴があります。

  1. A4サイズである。
  2. 台紙付き、額縁入りセットも売られている。
  3. 売上金額の30%が寄附される先がレジスタンス支援財団である。

①A4サイズである。

正確には210×297mmより各辺とも1~2mm短いです。なぜ一回り小さいサイズにしたのかは不明ですが、いずれにせよ6種×2枚の小型シートと見做せば大きな部類に入ります。日本国内で切手の整理に使われるボストークアルバムのリーフや、国際切手展への出品に使われるリーフサイズはレターボックスやA4サイズのものがメインですが、シートが大きすぎて貼り付けられません。シートを折り曲げるか、リーフを2枚つなげてダブルリーフにするしかないですね。そこで全体を無理やり1枚の画像に入れても各切手が小さくなってしまうので、以下に切手部分の写真を別途掲載します。ジャベリンとかが描かれているのがわかるかと思います。

中央下部にあるゼレンスキー大統領の肖像には、アメリカ合衆国から首都キーウからの脱出を求められた際に当局者に告げた言葉”I Need Ammunition, Not A Ride”(私に必要なのは(脱出用の)乗り物ではなく弾薬だ)が書かれています。

ちなみにA4サイズシートのウクライナ戦争切手はその後も発行されています。これについては別の機会にご紹介しましょう。

②台紙付き、額縁入りセットも売られている。

この切手シートはシートだけでも売っていますが、台紙付きや、額縁に入ったセットも販売されています。額縁入りの価格はシート単体で買うより3倍以上もします。まあ、そのまま壁にかけることができるので、切手シートファイルを持っていない一般の方々もお手軽に切手を保存・鑑賞できますよ、ということなんでしょうか。ちなみに私はさすがに額縁入りのは買っていません。シート単体のみです。

③売上金額の30%が寄附される先がレジスタンス支援財団である。

売上の一部が寄附される切手は今までにもありましたが、その多くは慈善団体でした。今回は『Blue / Yellow for Ukraine』というレジスタンス組織に寄附されます。もちろん前述の台紙付きセットや額縁入りセットもそうです。

とまあ、こういう特徴があるわけです。ウクライナ戦争関連の切手については今後とも追いかけてまいります。