植民地時代の香港マカオの切手お土産

切手をアキュムレーションで買っていると収集対象外のものも色々と手に入りますが、これもその一つです。香港もしくはマカオ(澳門)でお土産店で売られていたと思しき切手です。

両方とも30HKD(香港ドル)という定価がついているので一見すると香港で売られていたように思えます。マカオの通貨はポルトガル領時代も現在もMOP(マカオ・パタカ)です。ただし、マカオでは香港ドルも使用可能なのだそうで、決定打にはなりません。切手の中身を見ると中国復帰以降の切手がないので、おそらく両方とも返還前(香港:1997年、マカオ:1999年)に作られたものでしょう。もちろん、返還後に古い切手を集めて組んだ可能性もありますが…。

そしてこれはマカオの未使用切手を集めたセットです。ヒンジ貼りではなく、恐らくは一部をベタッと台紙に貼りつけているのでコレクション用の切手には全くなりません。

が、興味深いのは実は裏面なのです。ひっくり返してみると、裏には今もなおマカオにて営業している『ホテル リスボア』(Hotel Lisboa)と、マカオの地図が描かれています。いずれも返還前の、ポルトガル領時代のものでしょう。私にとっては切手コレクション入りしない代物ではありますが、これもまた時代を物語る郵趣アイテムとして興味深いものです。