9月22日にオーストリア郵政が、NFTアイテムが付随するクリプト切手第4弾を発行します。今回はオランダ郵政との共同発行で、これが世界初のクリプト切手の共同発行となります。2日より一部が先行してオンラインで予約販売を開始するというので特設サイトを訪れてみたところ、まず仮想通貨ウォレットへの接続を要求され、続いてメタバース空間・ディセントラランド(Decentraland)内の特設会場を案内されました。おいおい、ついにメタバース内に行かないと切手を買えない時代が来たのか？と思いましたが、あくまでもパビリオンのようなもので、予約自体は通常のオンライン通販の要領でできました。なお両郵政ともに予約分はすでに完売していますが、あくまで今回のはごく一部で、22日より本格的に販売が開始されます。発売日当日であれば入手そのものに特段の困難はないと思われます。
Crypto stamp
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しかしながらクリプト切手界隈の仕掛けは早く、クリプト切手を仮想通貨でも購入可能にしているのは他の国でも同じで、その場合はNFTアイテムが自身の持つウォレットに直接送られます（ちなみに、この場合はオンラインストアではなく、オンチェーンストアと呼ぶそうです）。なのでメタバース内で仮想通貨のみで購入可能な切手が登場するのはもう時間の問題だと思っています。もしかしたら私が知らないだけで、既にあるかもしれません。ここまで色々と仕掛けられると私も追いかけるのが精一杯で、ネット上にある初心者向けの技術解説記事を拾い読みしながら消化不良に陥っている日々が続いていますし、正直なところ買っただけであとはもう保管して放っておいてあるクリプト切手もあります。
これがメタバース内に設置されたクリプト切手の特設会場です。今回のクリプト切手は雄牛がテーマなので、中央に巨大な雄牛の像があります。今回の共同発行を意識してか、オーストリアとオランダの国旗も飾られています。
さて仮想空間の次はリアルな話。2日に東京中央郵便局に寄ってきたのですが（相変わらず大手町郵便局は休業中）、先日もご紹介したとおり同局はぽすくま生誕10周年の祝賀モード。17日には東京中央郵便局に来局するようで…って君、いつもそこに鎮座しとるがな…そういえば君、コミックマーケットの企業ブースにも最近来てないね。ちなみにこの日は東京・目白にある切手の博物館にて『おめでとう！10周年 切手のぽすくま 大集合』展が開催されます。
セルフレジも使ったのですが、2台目の前に貼られているこの案内が、メータースタンプを取る際に微妙に邪魔です。