これは1994年9月3日にウクライナより発行された、同国の独立記念日を祝う切手です。現在の独立記念日は8月24日であり、過去にウクライナとして独立を宣言した国家にも独立記念日が9月3日であったことはなかった気がするのですが、なぜこの日に発行されたのかはよくわかりません。
中央少し上に切手部分がありますが、目打は実際に穴があいているわけではなく、目打っぽいものが描かれているだけです。この画像だと全く見えないのですが、ウクライナの地図部分には仕掛けがあり、水平に対し斜め45度の黄金色の線が、左下から右上にかけて3~4本、8mm間隔で並んでいるそうです。紫外線ランプを当てると見えるんでしょう(確認する気なし)。
それにしても描かれている地図が全体的に大雑把で、ウクライナもさることながら、その下にあるアフリカ大陸やヨーロッパ大陸も変な形になっていますが、そこまでの正確性は求められていなかったのかもしれません。発行日もそこまで独立記念日である8月24日にはこだわらなかった、ということなのでしょうか。