今年(2022年)10月8日にウクライナとロシアを結ぶクリミア大橋(ケルチ海峡大橋)が爆破されてからはや1カ月。事件の衝撃もさることながら、爆破事件の直後にウクライナが爆破切手の発行を意匠とともに発表したことも大きな話題となりましたが、事前にウクライナ郵政が予約を受け付けていた分が15日にようやく届きました。ちなみに発行日は11月4日らしいのですが、差し出しはウクライナの首都キーウから11月2日に行われたので、もう半月かからずに日本に届くのですね。
以前にも取り上げた通り、耳紙にて『クリミア大橋』の表記をロシア語(Крымский мост)からウクライナ語(Кримський міст)に修正する煽りっぷりです。
このポストカードもなかなかの煽りっぷりで、完全に映画タイタニックの有名なポーズそのものです。もはやクリミア大橋どころかロシアそのものが沈みゆくという暗示なのでしょうか。
FDC作成用封筒のイラストではタマン半島(ロシア側領土)の穴から出てきた鎖の先にある手錠がクリミア半島に突き刺さっており、その鎖が爆破されています。