これまで日本国外の切手展を参観する機会がありませんでした。はたして海外の切手展を訪れるメリットがあるのかどうか?という点を考えるのは非常に重要なことです。場所によっては渡航費だけでバカにならないからです。他方で参観する切手展を日本国内に限定する合理的な理由も見つからないため、そろそろ勉強も兼ねて日本国外の切手展にも行くことにしようとしています。
とはいえ日本国外で開催されるFIP、FIAP主催の切手展全てに行くわけにもいきません。先立つものが必要ですし、宮仕えの身ですから。ひとまず2020年のロンドン国際切手展には行こうと考えています。切手展が開催される5月上旬のイギリスへの渡航費と宿泊費のバカ高さにブチ切れながら計画を練っていますが、何しろ2年も先です。それより前にある切手展を参観できないかと国際切手展のスケジュールを定期的にチェックしているわけです。
そんな中、前から気になっていたのが2019年に中国・北京で開催されるという国際切手展です。何しろ近い。都内の切手即売会に行くと中国人と思しき方々をよく見かけますが、決して郵趣先進国とは言い難い中国で開催される切手展に行く価値があるかどうかという議論はこの際、さておいて、何度も言いますが北京は東京から近い。ちょっと行ってみようか、というノリで行ける場所なわけですよ。
ところがこの北京切手展、開催まであと1年を切っているのに詳細がちっとも上がってこない。FIP世界展なのに開催時期が6月となっているだけで、公式サイトもなにもないから情報があまりに足りない。国際切手展ってこんなもの?と思っていたら開催時期が秋に変更されていました(一部サイトでは6月表記のまま)。はたして本当に開催されるんでしょうかね、まぁ国家のメンツにかけて開催はするんでしょうけど。
日本郵趣協会 国際切手展カレンダー
http://yushu.or.jp/info/international/inter_exhibition.html
FIAP Calendar
http://www.asiaphilately.com/Calendar.html
FIP Exhibitions under FIP Patronage 2018-2020
http://www.f-i-p.ch/exhibitions/