珍しいものを手に入れました。あらかじめ書いてくと、これは私の家に届けられたものではなく、譲り受けたものです。中身はNHKからの受信契約案内です。見ての通りこれは郵便物ではありません。住所氏名は書かれておらず、封すらしていまい、単なるチラシです。受信契約している家庭には届いていないようなので、おそらく契約していない家庭の郵便受けに片っ端から入れていったのでしょう。
さて昨年(2021年)6月、日本郵便は『特別あて所配達郵便』の本格運用を開始しました。受取人の住所さえ書かれていれば、相手の氏名が書かれていなくても郵便を届けてもらえるというサービスで、NHKの受信料催促に使われることを想定したものと見做されていました。ネットで検索してみると既にNHKからの催促に使われた実績もあるようなのですが、しかし今回のような受信契約の場合は、未だに単なるチラシで済ませているようです。
特別あて所配達郵便の料金は、基本料金に150円を加算することになっています。日本郵便に儲けていただきたい立場としては、受信料催促にバンバン使っていただきたいのですが、受信契約案内までは予算もないのでしょうか。