11日に日本郵便よりグリーティング切手『スヌーピーとピーナッツのなかまたち』が発行されました。なんか『内山田洋とクール・ファイブ』(古い)みたいなタイトル名ですが、これだとスヌーピーがピーナッツの一部ではないというようにも読めてしまいますね。まあ、どうでもいいか。
今回のテーマは多様性なんだそうです。それは素晴らしいことだとは思うのですが、どうもこのピーナッツという漫画はいい大人が社会に対して説教をするために使われる場面が他の作品より多いような気がしてなりません。それだけ登場の心理描写が鋭かったり、社会に対する風刺がきいている偉大な作品だというのはわかるのですが、色々屁理屈こねて様々な教訓や哲学的な示唆をひねり出してみたり、そこまで真面目くさって読まねばいかんのですかね、漫画というのは。
切手の話に戻せば、多様性は最近の流行だし、そういう理由付けでもしないと切手発行の計画が日本郵便社内で承認されにくいのかなあ、あるいは漫画を切手の題材にするのはいかがなものかという馬鹿な批判が未だに来るのかなあ、なんて邪推もしたりします。まあ、どうでもいいか。