昨年（2022年）12月29日にブラジルの伝説的サッカー選手、ペレことエドソン・アランテス・ド・ナシメントが亡くなられてからはや1カ月。ギニアビサウ名義で追悼切手が発行されています。発行日は2023年1月12日付です。切手代理発行エージェントによるこうした外貨目的の切手は得てして発行日が後付で設定されるものですが、この切手に関しては一般の販売開始日が1月13日だったので、この切手に関しては実態にあっています。死去から2週間で追悼切手の販売を開始するという、さすがのフットワークの軽さです（まあ昨年の12月に入った頃から体調が本格的に思わしくないという報道はありましたが）。
切手としては、ペレ単独の他に、ディエゴ・マラドーナ（2020年死去）、クリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシらと一緒に描かれています。しかしマラドーナ（1枚シート）、メッシ（5枚シートの中央下）との切手は単に二人の写真を組み合わせただけで、元ネタの写真が本当に二人のツーショットなのはロナウドとの切手（5枚シートの左下）のみです。ネット上を探してみたところ、これは2009年にロナウドが『2008 FIFAワールドプレーヤー・オブ・ザ・イヤー』を受賞した時の写真が元になっていると思われます。これはAP通信によるものです。
Pele: What other players said of Brazil’s football great（上記画像も）
（英スカイニュース、20221/12/30）
https://news.sky.com/story/pele-what-other-players-said-of-brazils-football-great-12776726