先日ニュージーランド郵政より届いた封筒がちょっと面白かったのでご紹介。この封筒は再利用可能だというのです。
表は何の変哲もない封筒なのですが、
裏側を見ると文字が色々と怪しげな配置になっています。”REUSABLE ENVELOPE”と書かれているので、再利用可能な封筒なのですね。この黒い帯を右から左に引き裂いて開封した後、上下ひっくり返して今度はこちらを表側にすれば、もう1回使えるというわけです。
上下ひっくり返したらこんな感じ。今度はこっちに切手を貼って送ればいいわけですね。ちゃんと右上部分に切手を貼る部分がありますし、エアメール表記まであります。実は黒い帯部分の下の”New Zealand”と書かれた部分の裏側にちゃんと糊がついています。
ちょっとこれはわかりにくいのですが、”New Zealand”の裏側を見るとこんな感じでちゃんと水色の糊が引かれています。再利用時はここを湿らせて貼り付けることで封ができます。
ちなみに、本来の表側の住所窓はどうなるかというと、中の紙を取り去るとこんな文字が出てきます。再利用時に再び紙を入れたら、ここに住所は表示されませんよということなんでしょう。
つまり再利用可能とは言っても1回だけです。それに、表の使用済み切手を水剥がしするために切り抜いたとたんにこの封筒は使用不能になります。その時点で封筒に大きな穴が空きますからね。再利用した封筒が送られてきたら、1回目の切手と2回目の切手が両方貼り付いてて2度美味しいかもしれません。