失敗はつきものの宇宙開発

7日にようやく打ち上げまで漕ぎ着けた日本のH3ロケット1号機は第2段ロケットが点火しなかったため衛星の投入を断念し、残念ながら打ち上げは失敗しました。宇宙開発に失敗はつきものなので致し方ないことではありますが、とにかくカネがかかる事業だと改めて痛感します。それでも必要なことなので再チャレンジするわけですが、昨年10月に打ち上げ失敗したイプシロンロケット6号機の原因究明もまだ終わっておらず、なかなか先は長そうです。

さて、これはブルガリアが1960年6月23日に発行した切手です。ソビエト連邦による(月への)2番目のロケットとされており、具体的には1959年9月12日にルナ2号を打ち上げたルナ8K72ロケットと思われます(なので切手には”12 XI 1959″と書かれています)。このロケットは最初の3回失敗し、4回目でやっと成功しました。まあ、宇宙開発はそんなものです。