アメリカのキク科の花切手

21日、岸田文雄総理がウクライナを電撃訪問するというニュースが駆け巡りました。事前にウクライナ入りすることが報じられているのを電撃的な訪問と呼ぶのかはともかく、これでG7の首脳全員がウクライナ入りするわけで、特に日本は今年のG7サミット議長国なので岸田総理も行かないわけにはいかなかったのでしょう。

さて、これは2022年3月14日にアメリカ合衆国郵便公社が発行した、国際郵便用の無額面切手です。ロシアによるウクライナ侵略戦争が開始した直後の、このタイミングで発行された切手がウクライナの国花であるヒマワリだったら完璧だったのでしょうが、残念ながら(?)これはアフリカンデージーです。しかし、ヒマワリと同じキク科の植物です。パッと見がなんとなくヒマワリに似てるでしょ。

アメリカ合衆国では2008年にヒマワリの切手が発行されており、2022年の開戦後にこれを再発行させようという声もあったようですが、今までに実現していません。当時の額面はファーストクラスの料金である42セントだたっため、もし実現したら今度はForever切手となるでしょう。

Calls for U.S., Canada To Support Ukraine With Stamps
(Virtual Stamp Club、2022/3/12)
https://virtualstampclub.com/lloydblog/?p=13699