5日に『おもてなしの花シリーズ』第20集が発売されました。
令和5年度最初の特殊切手であり、また『おもてなしの花シリーズ』はこれが最後なのではないかと思われます（日本では21集以上続いたシリーズは皆無）。日本郵政が発行している『切手タイムズ』4月号でも今回で終了であることが仄めかされています。
『切手タイムズ』2023年4月号
https://www.post.japanpost.jp/kitte/collection/times/2023_04/
花の切手ファンにとっては残念なことですが、気を落とすことはありません。現在の日本のグリーティング切手は基本的に自然（植物、動物、風景）または幾何学模様、あるいはその両方の組み合わせで作った切手が主流なので、いずれまた同様のシリーズが始まるでしょう。2014年の第1集（当時は裏のり式でした）発行から実に9年、ロングランのシリーズとなりました。
さて3月の新切手まで郵便局でもらえた発行案内は今回からはPDF版のみとなり、紙媒体のものは姿を消しました。東京中央郵便局にもこのような告知がありました。なので今後、紙媒体の案内が必要な場合はPDF版をダウンロードの上で印刷すればよいのですが、このPDFファイルというのが表と裏がつながって1ページになっているという代物でして、以前に配布されていたような発行案内を作ろうとすると少々大変です。