名称はトルコ・シリア地震だが

昨年(2022年)より能登半島で地震が頻発するようになり今月5日には最大震度6強の地震が発生、関東地方でもきょう11日午前4時16分に最大震度5強の地震が発生し寝ているところを緊急地震速報に叩き起こされ、昼間に少々眠かったという方も多いでしょう。

日本国外では今年2月6日にマグニチュード7.8のトルコ・シリア地震が発生し、死者が5万人を超すという大惨事となってしまいました。これは今年3月3日付でジブチ名義で発行されたトルコ・シリア地震の切手です。この地震はその名のとおりトルコだけでなく隣国シリアでも多くの被害が出ていますが、この切手はトルコとの連帯を謳ったものとなっています。

こうなった理由はよくわかりません。ジブチがトルコと特別関係が良いとも、シリアとの関係が悪いとも思われません。まさか内戦が10年以上も続いているシリアは支援しないということはありますまい。内戦の影響で地震発生直後はなかなかシリアにおける被災の実態が伝わりにくいともされ、そうした事情もあったのかもしれません。