私の身に何かあった場合は

ちょっと前のことなのですが中古の図入り切手アルバムを購入したところ、裏表紙にこんなものが貼り付けてありました。

自分の身に何かあったらこのコレクションはそのへんの金券ショップに丸投げせず、ヤフオクやメルカリなどで売り飛ばさず、自宅で放置せず、何はともあれ以下に連絡して、その助言に従ってくれということです。切手に限らずコレクションが次の世代にきちんと引き継がれず適当な値段で処分されてしまうという悲劇を耳にする昨今、身につまされます。少なくともこの方の場合は切手部分は切手商に引き取られ、バインダーとリーフは私に引き取られたので、期待通りの処分がなされたのではないでしょうか。

でも、自分が死んだ後のことは自分ではどうにもなりませんからね、と言ってしまうと身も蓋もないのですが。

ただ一言だけ、一般の方に『郵趣』という言葉は通じないかもしれません。