今から13年前の2010年6月8日は鳩山由紀夫内閣が総辞職した日でした。たった9カ月ほど前の総選挙で大勝した政党の党首がこんな短期間で退陣に追い込まれるとは、当時の民主党政権に批判的な人でさえ予想していなかったでしょう。55年体制以降、自由民主党の入らない政権の内閣総理大臣は長くてせいぜい1年4カ月の在任です。何か決定的なものが足りないとしか思えません。
そんな266日間という短命政権に終わった鳩山由紀夫総理ですが、何度か切手に登場しています。それは当時のバラク・オバマ米大統領が2009年11月13-14日に来日したことによる切手で、セントビンセント及びグレナディーン諸島のユニオン島名義(2010年2月18日付)、セントビンセント及びグレナディーン諸島名義(2011年2月9日付)で発行された切手です。後者はなんと鳩山総理の退陣後に発行されたのですね。