9月30日をもって航空書簡の発売と取り扱いが最後となります。そして国際郵便はがきの発売も終了します。
航空書簡は今年(2023年)2月頃にデザインが変わりました。ところが滅多に売れないせいか、どの局も昔のデザインのものが残っていて最新のものを入手できていなかったのですが、最近東京中央郵便局に行ったところやっと手に入れました。10月からは航空書簡としては使えませんが、切手を貼り足せば郵便には使えます。
国際郵便はがきも同様で、これまでは航空便用の70円はがきを発売していましたが、10月より航空便は100円となるので、差額の30円分の切手を貼れば送ることができます。しかし30円普通切手はもうないので面倒くさいですね。
航空書簡は1949年3月1日に発売を開始して以来、郵便料金の変更などもありデザインを変えつつ74年の歴史に幕を下ろしました。国際郵便はがきは昭和時代の1988年からデザインが変わっておらず、郵便局で販売されているものの中では最古参でした。35年間を駆け抜けた老兵は需要の低下を理由に引退することとなりました。
航空書簡の取り扱いおよび国際郵便はがきの販売の終了などに関する国際郵便約款の変更
(日本郵便ニュースリリース、2023/2/21)
https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2023/00_honsha/0221_01.html