現在、タイ王国の首都バンコクで開催されている国際切手展『THAILAND 2023』(世界展)のロゴマークに140と書かれているとおり、同国は最初の切手発行から今年(2023年)で140周年となります。
切手発行140周年を記念する切手が2023年9月20日に発行されています。描かれているのは1883年8月4日に発行された一番切手5種類のうち4種類です。ソロット切手と、1、2、4アット切手が紹介されていますが、12アットの高額切手は何故か切手になっていません。5種いずれにも当時のチュラチョームクラオ国王ことラーマ5世が描かれているのですが。当時はタイというより、シャムという国名が定着していました。
そしてこれもまた国王が描かれている王室関連切手のためか、はたまた140周年という記念切手のためか、メタリックな光沢のある切手となっています。斜めにすればさらに光沢があるのがわかるかと思います。