麻布台ヒルズ、同郵便局が開業

先月の24日に麻布台ヒルズ(東京都港区)が開業しました。ご承知のようにここはかつて逓信省の本省庁舎があった場所で、郵政民営化後も日本郵政が飯倉ビルの名称で建物を保有していました。なので今回の虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業には日本郵便も組合員として参加しています。

その麻布台ヒルズの中核となっているのが地上64階、高さ325メートルの麻布台ヒルズ森JPタワーです。JPと名乗っている時点で日本郵政ですね。開業した後ではおそらく大変混雑するだろうと思い、開業前の10月2日に写真を撮ってきました(この時点ですでに竣工しています)。

奥に東京タワーが見えますが、あれが333メートルなので、もうほぼ変わらない高さの高層ビルができたわけですね。

元々の飯倉ビルには麻布郵便局がありましたが、再開発計画に伴い2018年に移転し、麻布台ヒルズの開業に伴って戻ってきました。局名も麻布台ヒルズ郵便局と変更されたため、風景印も一新してのスタートとなりました。

建物の周囲がやけに警備中の警察官が多いので何事かと思ったら、目と鼻の先にロシア大使館があるのですね。何もこんな見せつけるような場所に建てんでもと思いましたが、まあ仕方ないですね。

さてこの麻布台ヒルズ森JPタワー、現時点では日本一高いビルディングですが、2028年に東京都千代田区に完成予定のTorch Tower(トーチタワー、地上62階、高さ385メートル)に抜かれますので、5年天下の予定です。東京都内だけでもたくさんの再開発事業を推し進めてオフィスビルを大量に建てて、テナント埋まるんでしょうかね…。