アジア郵趣連盟(FIAP)のウェブサイトに掲載されている、今後のアジア地区での国際展の開催スケジュールが大きく更新されました。
Federation of Inter-Asian Philately (FIAP) FIAP Calendar
http://asiaphilately.com/exhibitions/
2024年:ジャカルタ(ア)ソウル(世)上海(ア)
2025年:バンコク(ア)メルボルン(ア)シンガポール(ア)ドバイ(世)ドーハ(ア)
2026年:中国(世)台北(世)
2027年:香港(ア)
※世:世界展、ア:アジア展
うーん。年1回ペースの世界展はともかく、アジア展の開催ペースがすごいですね。
郵趣家にとって切手展の数が多いこと自体はいいことなのでしょうが、これまでにアジア展が開催されてきたペースは1年に多くても2回で、2025年のアジア展4回というのはちょっと未知の領域だと言わざるを得ません。切手展の開催そのものはそれぞれの国がやることですから、開催自体は問題ないのでしょうが、各国のFIAP加盟団体が全てに対応できるのでしょうか。さすがにいくつか2026年にずれるのではないかと思っているのですが。
もう一つ気になっているのは来年(2024年)に迫った韓国での世界展『PHILAKOREA 2024』(필라코리아 2024)です。元々8月15日開始だったのが10月7日開始に変わり、結局8月開催に戻りました。しかし確定した日付はなく、公式サイトもなく、そのためか日本コミッショナーも未決定です。
先日ご紹介した、中華圏の郵趣サークルのサイト『集郵圏』に興味深い記事が掲載されていました。
快讯:2024韩国首尔世界邮展将延期至10月7日-11日举行
(集郵圏、2023/11/24)
https://www.jiyou2020.com/archives/5701.html
機械翻訳にかけて大意をとってみると、つまりPHILAKOREA 2024がそもそも8月から10月になったのは韓国郵政の意向であり、韓国郵趣連合(한국우취연합)がそれを受け入れた結果だというわけです。この記事をどこまで信用するかという話にもなりますが、現状はそれをはねのけて8月に戻したという状況なわけで、韓国郵政もそれを納得したということなのでしょうが、もう2023年もあと10日ほどで終わるわけで、長く見積もっても開催当日までもう8カ月しかありません。作品の申込締切やアクセプトはそれよりもっと前のはずです。本当に大丈夫なのでしょうか。