国際切手展『JAKARTA 2024』は貨幣市併設?

今年(2024年)7月にインドネシアのジャカルタで開催予定の国際切手展『JAKARTA 2024』について、きょう10日に一斉に情報が出たようです。日本郵趣協会(JPS)の国際切手展のページも更新されており、

衝撃的なことが書いてありますね。アジア国際切手展、兼 貨幣市ってどういうこと?

字面だけで判断すると、貨幣『市』ということなので、ディーラーズ・ブースにコイン商も呼ぶということなんじゃないかと思うのですが、でも考えてみれば昨年8月に台湾で開催された『TAIPEI 2023』のブースにもコイン商とか、中には美術品を売っていた店もあったように記憶しています。テーブルの上に置いてある妙な造形物がいきなり視野に飛び込んできてビックリしたもの。まあ色々な試みをしようということなんでしょう。

日本郵趣協会 国際切手展カレンダー
https://yushu.or.jp/international/inter_exhibition.html

最近よくこのウェブログで参照している中華圏の郵趣サークルのサイト『集郵圏』でも『JAKARTA 2024』の記事が10日付で掲載されていますが、貨幣市のことについては書かれていないようです。その代わり、出品申し込み書類は5月31日までに送る必要があるといったことが書かれています(もちろん、各国コミッショナー取りまとめの上で締め切りでしょう)。

抢先报:印度尼西亚2024亚洲邮展即将启动展品征集
(集郵圏、2024/1/10)
https://www.jiyou2020.com/archives/10054.html

JPSのページに戻ると、『JAKARTA 2024』以外の国際切手展についても興味深いことが書かれています。たとえば今年11-12月開催予定のアジア展『CHINA 2024』には初日カバークラスが新設されるとか。

また来年に延期になった韓国での国際切手展は早くも『PHILAKOREA 2025』と改名されていますが、まあこちらは当分どうでもいいです。韓国郵政と韓国郵趣連合の足並みが揃わないとどうにもならないように思います。

それにしてもJPSによる国際切手展情報の釣瓶打ちは「あれ、日本の国際郵趣連盟(FIP)加盟団体ってJPSだったっけ?」と錯覚してしまうほどです。