韓国『屋台の食べ物シリーズ』第2集と国際切手展

韓国国会は9日に犬食を事実上禁止する法案を可決しました。具体的には食用を目的として犬を飼育・繁殖、屠殺することを禁止するものです。未だに滋養食として韓国の一部では人気という犬食ですが、韓国国内で長い論議が重ねられた末に与野党特に反対もなく国会を通過したとのことで、これにて韓国にて長い歴史を持つ犬食という文化は終焉に向かうものと思われます。

今回の犬食禁止が例えば外国からの視線を気にしてのものであれば、それは違うだろうという感想を持ったと思います。しかし韓国では既に犬食が下火になっており、否定的な声も多いとのことで、そういった空気を踏まえての法案可決なのでしょう。韓国のことは韓国が決めればよいというだけの話なのですが、しかし日本も外国から鯨食を批判されることがあることを考えるとあまり他人事でもないのです。日本の場合は国際捕鯨委員会を脱退して商業捕鯨を再開するという選択をしましたが、他国に自国の文化のことをとやかく言われる筋合いはないのです。文化は常に変化していくもので、廃れるものは放っておいてもいずれ廃れます。

さて、これは韓国の料理に関する切手ですが、犬ではありません。1月11日はワンワンワンでワンコの日らしいですが。2023年9月21日に郵趣週間の一環として発行された『屋台の食べ物シリーズ』第2集で、トッポッキ(トッポギ)とスンデが描かれています。

この切手シートの上部には『PHILAKOREA 2024 World Stamp Exhibition』と書かれています。発行当時は2024年8月にソウルで国際切手展を開催する予定でしたが、その後2025年に延期されました。