2月19日は日本が1877年に万国郵便連合(UPU)に加盟を申請した日で、『万国郵便連合加盟記念日』とも呼ばれます(加盟自体は同年6月1日付)。1871年の郵便創業からわずか6年での加盟で、先人たちの努力と熱意に頭が下がります。今年(2024年)はUPU創設から150周年で、10月9日には日本郵便より記念切手が発行されます。まあ郵便に関する記念事項ですし、何と言っても事務総長が日本人ですからね。その10月9日というのはUPUが定めた『世界郵便の日』です。まさにこの日にUPUは創設されました。
さて、これは昨年の『世界郵便の日』、つまり2023年10月9日付で発行された『世界郵便の日』の記念切手です。リベリア(発行日不明)、中央アフリカ共和国(10月9日付発行)、ギニアビサウ(発行日不明)、そしてシエラレオネ(9月15日付発行)名義の切手が一堂に介したシートも発行されています。この4カ国と契約を結んでいる切手代理発行エージェントだからできる芸当です。ちなみにこの他にも、同じ図案の切手が同じエージェントから3カ国の名義で発行されています。