17日に日本のH3ロケット2号機が打ち上げに成功しました。1号機は第2段エンジンが点火せず失敗に終わっていただけに関係各所ほっと胸をなでおろしたことでしょう。今や格段の安定性を誇っているH2Aロケットも失敗したことはありました。その高い信頼性をH3ロケットにも引き継いでいただきたいものです。
さて、昨年(2023年)は日本が宇宙X線観測衛星あすか(第15号科学衛星ASTRO-D)を打ち上げてちょうど30年でした。M-3SII(ミュースリーエスツー)ロケット7号機を使用して1993年2月20日に打ち上げたので、今はちょうど31周年ですね。その記念切手がシエラレオネ名義で2023年8月11日付で発行されています。スキあらば何十周年の切手をしれっと発行するのが切手代理発行エージェントの常ですが、なかなか渋いネタをついてきましたね。2枚目小型シートのカラーマークが日本切手っぽいのはわざとなんでしょうか?
日本発の宇宙ネタと言えば、H3ロケットのほかにも先日には小型月着陸実証機・SLIMを世界ではじめて月にピンポイント着陸させたことも話題となりました。これから21世紀の月面有人探査も本格的に始まります。元々切手の世界では宇宙ネタは人気のジャンルですが、これからどんどん盛り上がっていきそうですね。