グリーティング切手『シンプル』第11弾発行

令和になって1日でちょうど5年です。年を取ったせいなのか、間に新型コロナ禍が挟まっているせいもあるのか、もう5年も経ったのかと驚かざるを得ません。そんな1日には日本郵便よりグリーティング切手『シンプル』の第11弾が発行されました。

前回(2023年4月26日)のときと同様、63円、84円、94円の3種類です。今年10月には郵便料金の値上げが見込まれますので、この組み合わせは今回が最後でしょう。シンプル切手は大量に貼るのに便利なビジネス用切手ですが、収集のために買うには少々値が張る品物ではあります。次回は値上げ後だからさらに高くなるなぁ…となるかというと、そうでもないのです。定形郵便物は25g以内と50g以内が110円に統一されるため、次回は85円(はがき)と110円の2種類しかなく、合計金額だとむしろ次回のほうが安く済む計算になります。

さてその10月の値上げに伴い差額の16円、22円、26円切手が登場するだろうかという推測が行われています。日本郵便は普通切手の券種をできるだけ少なくしたいようなので、これら3種類の切手が普通切手になるかどうかは個人的には疑問ですが、値上げ前後にシンプル切手を販売することはあるかもなぁと思っています。特殊切手発行計画によれば次回のシンプル切手は2025年1月8日の予定ですが、急きょ切手発行が追加されるのはよくあることなので、可能性はあると思っています。それにしてもシンプル切手、今回は令和改元があった日、次回は平成改元があった日に発行されるんですねえ。

ところで今回のシンプル切手、全3シートを発売日に勤務先近くの郵便局で買ったら、ポケットティッシュをくれました。たまたま在庫があったのでしょうか、シンプル切手を全種気前良く買う人は珍しいのでしょうか。シンプル切手って割と早く売れてしまうので、そんなことはないと思うのですが。もっとも、今回は値上げ前ということで買うのを控えた方もいらっしゃるようですが。