モナコのモンテカルロ・ゴルフクラブ切手

郵趣の世界でモナコ公国といえば切手展(MONACOPHIL)が思い起こされるところですが、日常生活でモナコに関する日本語ニュースが流れることはあまりないように思います。もちろんそれは悪いことではありません。都市国家であるがゆえに領土は小さいですが存在感がキラリと光る国です。

そんなモナコにおける観光業の中心都市がモンテカルロです。ここでは先日までF1世界選手権レースであるモナコグランプリが開催されており、唯一の日本人ドライバーの角田裕毅が8位入賞を果たしたことがモナコ発のニュースとして報じられていました。

さて、これは同じくモンテカルロに関する切手ですがゴルフの話題です。モナコ郵政が2008年1月3日に発行されたモンテカルロ・ゴルフクラブの切手です。やけにレトロな意匠に見えるかもしれません。これは元々、フランスのポスターデザイナー、レイモンド・ジッド(Raymond Gid)が1932年に制作したポスターなのです。