いよいよフランス・パリでの夏季オリンピックが目前となりましたが、パリ市のアンヌ・イダルゴ市長が17日、トライアスロンなどの競技会場となるセーヌ川の水質改善をアピールする目的で自らセーヌ川を泳ぎました。御年65歳、クロールでセーヌ川を50メートルほど泳いだそうです。
五輪開幕を前に パリ市長がセーヌ川を泳いで水質改善アピール
(NHK NEWS WEB、2024/7/17)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240717/k10014514291000.html
以前より水質が改善しているのは確かなのでしょうが、しかしこういう政治家の安全性アピールはやはり必要なのでしょうか。そういえば日本でも過去にO-157騒動の際に厚生大臣がカイワレダイコンを大量に食べさせられたり、原発事故後の福島沖で取れた海産物を食べてみたりといったことが何度かありましたが、そういうのと一緒にしてはいかんのですかね。
さて、これはフランス郵政より発行された、セーヌ川を描く切手です。
フランス郵政は2019年より2023年にかけて『フランス切手の遺産』と題したスペシャルパックを5次にわたって発行し、その中で過去の切手を復刻しました(額面は現在のものに変更)。これは2022年9月5日に発行された第4次シリーズに含まれる一シートで、元々は1954年6月5日に発行されたものでした。パリより北に位置するレ=ザンドリを流れるセーヌ川を眺める風景を描いたものです。パリのような町中ではなく、豊かな自然を背景に流れるセーヌ川というのもなかなかいいものです。
まあ水質改善アピールの話に戻ると、ぜひ今後ともセーヌ川の魅力を切手でも発信してもらいたいものです。