ロシアより侵略を受け続けているウクライナが、逆にロシア西部クルスク州に侵攻していると報じられています。欧米諸国が防衛目的でウクライナに供与した武器弾薬を使用しているとも見られていますが、アメリカ合衆国も欧州連合も、侵略戦争に対する正当防衛であるとして、問題視はしないようです。というか、今更やるなとはもう言えないでしょうが。
ウクライナの越境攻撃、ロシア動揺狙い複数の選択肢から実行-当局者
(ブルームバーグ、2024/8/14)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-13/SI5TH9DWRGG000
これは今年(2024年)4月13日にウクライナが発行した、『ウクライナ製の勝利の武器』の切手です。以下のような兵器が描かれています。
- コザック装甲車
- 『SHARK』ドローン
- 『MAGURA V5』水中ドローン
- 『リュティ』ドローン
- 『エスカドロン』ドローン
- 2S22 ボグダナ自走砲
開戦当初からドローンが重要な役割を果たしていると報じられていましたが、そんなドローンを中心としたラインナップになっています。ここにはクルスク州で使用されているのでは? と疑われている国外製の兵器は描かれていません。
しかしまあ、使える武器がこれだけだったなら、あっという間にロシアに負けますわな。ウクライナが欧米諸国の兵器頼みという実情がよくわかります。