そういえば先日、『ゆうパケットポストmini』の専用封筒が東京都内の郵便局で売っていたので買ってきました。
昨年(2023年)9月29日にサービスが始まって以来、東京都内ではあちこちの郵便局で専用封筒は完売、再入荷の予定なしという表示をよく見かけました。真面目に探せばもっと早く見つけられたのかもしれませんが、個人的にはそこまですぐ欲しいものではなかったので複数の郵便局を回って在庫を確認したということはなく、そのうち生産が追いついて普通に見つかるようになるだろうと構えていたら、この時期になっての入手となりました。まあ品薄のときに買うことによって、本当に必要な方が買えなくなるのも良くないことなので。
これでようやく、必要なときに必要なだけ専用封筒を郵便局で買えるという環境が本格的に整うことになるのでしょうが、結果的にはサービスインから1年近くかけてようやくここまで持ってきたわけで、以前にも書いたようにこれはとてつもな機会損失であったと言わざるを得ません。郵便事業はとにかく将来が先細りなのですから、とにかく少しでも需要があるところを押さえて儲けていかねばいかんのです。日本郵便は将来的には不動産業で収益を稼ぎ出す流通業、というポジションになるのでしょうが、郵便事業をおろそかにしていいというわけではもちろんありません。昨今のセブン&アイ・ホールディングスのように、儲からない祖業など売り払ってしまえと株主から言われる日が来ないことを祈らざるを得ません。