昨年(2024年)開催の国際切手展『CHINA 2024』1日目は色々な体験をさせていただき、頭の中で処理が追いつかず、心身ともに疲労困憊で宿泊先のホテルへ帰りました。日本コミッショナーのご厚意でレセプションディナーに参加させてもらえたので腹が満たされていたのは救いでした。ホテルに備え付けられてるテレビを付けても、当然ことながら中国の国営放送(チャンネルは複数)しか映らないわけです。その前年に台湾の台北で泊まったホテルとは大違いでした。あれは台湾だけでなく、日本の地上波やら中国の国営放送やらBBCやらも映りましたから(どうやって映像を引っ張ってきているのかは不明ですが)。
ドラマなら言葉がわからなくても、意味は何となくわかるかなぁと思いドラマをやっているチャンネルに合わせたのですが、なんか重いシーンだったので数分間だけ見てやめてしまいました。
ふと部屋から外の景色を見ると、そこには高層ビルが立ち並ぶ光景が…。
嗚呼、本当に上海に来てしまったのだなあ…これで良かったのだろうか?
海外に慣れてない人はこういうのがダメよね。ちょっと日本と勝手が違っただけですーぐパニックになったり落ち込んだりしちゃう。
翌朝、上海2日目、窓の外を見ると快晴。ホテルで朝食を取り、さっそく切手展会場へ向かいます。地下鉄で行ってもよかったのですが、とにかく郵便ポストを見つけて郵便物を投函したかったので歩いて向かいます。
すると昨日とは打って変わって多数のポストを見つけました。実物を見ると想像よりちょっと大きく、ゴツい作りでした。これがまた面白くて、日本だと歩行中に投函できるように、郵便ポストの投函口は歩道の内側に向けられているのが普通だと思うのですが、上海はそうでもないのです。道路の方に向いていたりします。
一応は歩道側に投函口があっても、明らかに歩行者の邪魔な位置に置かれていたり、
段差のあるところに置かれていたりと、あまり人の都合を考えずに設置されている印象でした。
そういえば台北では歩道側でも車道側でも、両側から投函できるポストを見ました。
例の台風ひん曲がりポストもそうでしたね。