昨年(2024年)開催の国際切手展『CHINA 2024』参観のために泊まった『オークラガーデンホテル上海』は、切手展会場である上海展覧中心まで歩いても15~20分程度で着く場所にありました。しかし歩行中に郵便ポストを見つけたらいちいち写真を取ったり、日本宛ての郵便物を投函時間や場所を書き込みつつ投函したりしたので、2日目朝は結局は倍くらいの時間を要して会場に到着しました。
これは中国で使った高徳地図という地図アプリです。これがまたGoogle mapより使い勝手のいい代物でした。当然のことながら全部中国語なのですが、まあ日本人なら漢字がある程度読めるので十分使えます。中国語特有の簡体字に泣かされましたが、地名検索の入力は日本語で使う漢字で特に問題はなかったですね。
うーん、建物の尖塔部分が朝日を反射して輝いていて、なかなかいいですね。
実を言うと、私は切手展の開場時刻がいつなのかよくわかっていませんでした、色々なウェブサイト等を参照して午前10時と午前9時を交互に繰り返しているようだという結論に達したのですが、しかしそんなことをする理由がわかりません(初日だけが遅めというのはまあ、わかる)。結果的に、2日目は午前10時過ぎに会場に到着しました。
するとまあ、すごい行列なわけですね。しかも、なんか全員スマホを持っていて、どうやら事前に個人情報を登録しておいてQRコードを見せないと中に入れない模様。
え、そんなこと公式サイトのどこかに書いてあったの?
ここで普通なら慌てるところなのですが、しかし私は慌てません。実は前日に日本コミッショナーとお会いしたのは、事前に申し込んでおいた作業証を受け取るためだったのです。
これです。首から下げるのですが、これがまた便利すぎる代物で、これを見せれば裏の通用口からでも入れます。まあ結果的には何か作業をするという機会は訪れなかったのですが、最大限活用させていただきました。表の入口から入ると通常とは違う別のルートを案内され、長蛇の列に並ぶことなくすぐに中に入れました。ただし地下鉄の改札前にあるような荷物検査はありました。面倒くさいが致し方なし! ここまで来て意地はって、別室に連れて行かれて歓談の場を設けられても困るし。
この写真中央に写っている白いテントの中に一旦入って荷物検査を受けたあと、QRコードをピッとかざしつつ、顔認証を行うと中に入れるのです。どこから顔のデータを持ってきてるのか知りませんけど、まあ中国であれば入国時のパスポートの情報を参照するくらいは朝飯前でしょう。私の場合はこの作業証のQRコードで入れました。
それにしても、多くの方々が切手展を参観されるのだなあと思った次第です。