都内で郵趣イベントが複数行われた9日、切手の博物館にて日本郵趣協会が実施している押印講習会に行ってきました。一度は参加してみたかったのですがようやく叶いました。
読んで字のごとく、小型印の押印技術を習得するのが講習会の目的ですが、切手展などでボランティアの小型印押印スタッフとして活動できるようになるのが最終目標でしょうか。まぁ自分の場合、そこまで高みを目指しているわけではなくて、切手展などで小型印を自分で押すことを求められるケースがあったりするので(これは本当はあってはいけないことなのですが)、一応最低限の技術は習得しておかなくてはいかんなと。
そういう目的なら日本郵趣協会ではなく本来は日本郵便が開催すべきでのでしょうが、やらないんですね。なので日本郵便で定められている押印規定とかを資料として出せない。そういうのは日本郵便の内部資料ですから。でも、それが肝心なんですけどね。押印する方も、押印を依頼する方も覚えておいたほうが良い情報が満載ですから…。当日もらえる押印に関する資料は雑誌『郵趣』の30年位前の記事とかです。今読んでも興味深いし、参考になりますけどね。
それで実際に押印してみるわけですが、これが難しい。なかなか真っ直ぐに押せない。自分の持ち方が悪いことに気づくのに少々時間がかかりました。これは何回も参加して押しまくらないと上手くならないですね。
ほんと、こういうのに参加すると、新切手発行のたびに特印を郵趣家の求めに応じて一日中押しまくる局員さんを尊敬しますよ。