カタールが1970年に発行した大阪万博の切手は色々と面白いのです。まず通常の単片6種のセット、これ自体は普通の切手です。このうち4種を集めた小型シート…なのですが目打に見える部分は実は穴が空いているわけではなく、目打っぽく見える印刷がなされています。つまり無目打切手なわけで、裏返せば一目瞭然です。売価は4枚の切手の額面合計で66ディルハムかと思いきや、小型シートの左上をふと見ると『1リヤル』の金額表示。実は、売価は1リヤル(=100ディルハム)なんだそうです。
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