以前もこのウェブログでご紹介したかも知れません。トルコの切手にはこのような、国旗にも使用されている三日月+五芒星という大変無茶な目打が使用されることがあります。これを手で切るとなると相当に大変なはずで、切る方向を間違えたら切手が破れてしまいそうです。水平部分は右から左に切らないとダメそうですね。全く実用的ではない目打だと思いますし、国民からは不評なんじゃないかと思うのですが…なくならないということは、そこまで反発もないのでしょうか。まあ実際のところ郵便にどのくらい使われているのかも不明です。しかし、トルコですからねぇ。そこまで郵便量が貧弱ということもないと思うのですが。
しかし2019年に発行されたこの小型シートはちょっとうまいですね。目打に沿って切ってもほとんどサイズが変わらないので、わざわざ目打で切り離す人は少ないのではないでしょうか。しかし、そうなると『目打とは』という疑問が頭をもたげますが。