先日、リヒテンシュタイン公国郵政より切手通販カタログが届きました。紙質がいいし、驚くべきことに売っているのは最近の切手だけじゃないんですね。以前に発売された切手やカバーを売っているのです。同国の公用語はドイツ語ですが、しかし送られてきた通販カタログは英語表記です。
本気で外国の収集家に自国の切手を売り込むつもりなら、これくらいのプロモーションはしないとねぇ。切手販売で有名なリヒテンシュタインですらこうなのです。日本郵便は全くやる気がありませんね。外国人向けに通販カタログを作っているという話なんて聞いたことがありませんし、ネット販売は日本の住所にしか送ってくれません。国際切手展にブースも出さず(せめてアジア地区や先進国にはブース出せばいいのに…)、外国に向けたアピールは全く足りない。なのに中国人の財布をアテにした(らしい)切手帳は大爆死したり、情けないにもほどがありますな。
もっともプロモーションが下手なのは日本郵便だけじゃないですけどね。このへんに日本の郵趣界が抱える大問題が存在している気がしています。