セサミストリートの微笑ましいお手紙

少し前にセサミストリートの切手を話題にしましたが、切手を整理していたらキリバスから2000年に発行されたセサミストリートの小型シートが出てきました。郵便ポストを開けてあげている(?)赤いのはエルモ、郵便ポストに自分ごと入ってしまいそうな、手紙を口でくわえているのがミミズのスライミー、右端の駆け込んでる青いのが郵便屋さんのグローバー、そして左でゴミ箱の中に入っている浮浪…いや緑のがオスカーです。

数あるセサミストリートの登場キャラクターの中でも一番やばいのはこのオスカーでしょう。いつもゴミ箱の中にいるとかわけわかんないし。幼少期に見ていた頃からこれだけは動機がわからず意味不明なキャラとして認識していました。

で、これどういう絵なのかというと、ミミズのスライミーが飼い主のオスカーに手紙を出そうとしている微笑ましい絵なのですが、しかし宛先のオスカーがこんな近くにいるのにわざわざ郵便料金を要して手紙を出す必要があるのかという考えが浮かんでしまうのです。いやいや、そこをあえて手紙という形で出すのがいいのでしょう。そしてそこに駆け込んできた郵便屋さんのグローバー。こういう場合、手紙を回収したらやはり問答無用に集配局まで送られて、またこの付近に返ってくるのでしょうか、それともグローバーはその場ですぐにオスカーに手渡しするのでしょうか。そもそもゴミ箱(=オスカー)の位置を郵便局は逐一把握しているのでしょうか…ああ、なんと夢がない。嫌な大人になっちゃったな!