新中国切手のPJZ加刷切手

先日取り上げた新中国のPJZ加蓋郵票(加刷切手シート)。これは中国で切手や封筒の印刷・発行を行う中国集郵総公司が作ったもので、元々は売れ残った小型シートに金色の加刷をして改めて売り出したのが始まりだそうです。中国切手でお馴染みの整理番号はPJZはじまり(余白に加刷)。画像は、加刷前のオリジナルと加刷後のシートの組み合わせです。2枚目のやつなんて、加刷どころかホログラムまで仕込まれています。

まあ、これも単片の切手そのものに変更はないわけで、わざわざ別のシートとして買いますか?というのは、おのおのの収集家が考えるべきことと思います。加刷切手そのものは世界中にありますが、この場合は余白にのみ加刷していたりするので、悩ましいですね。

このほか、中国郵政によるものではないPJZD加蓋郵票なんてのもあるそうです。位置づけとしては郵趣家向けの記念品。そこまで手を伸ばすのは大変だろうなー。