イギリスがEUから離脱してもうすぐ1週間。先日も書きましたが、イギリスはEU加盟最後の日に王立造幣局にて離脱記念コインを鋳造し、全世界に向けてオンラインで販売しました。その50ペンス記念コインが自宅に届きました。売価10ポンドですが日本からの注文はVAT分を差し引いて8.33ポンドで、これに送料がかかります。
中身はケースに入ったコインと、雑に折られたA4サイズの納品書のみ。すぐに送付するため、あらかじめコイン入りケースだけを入れておいた封筒を大量に用意しておき、注文を受け付けた1月31日当日は決済が済んだ注文分について、片っ端から送り状印刷して貼り付けて郵便局に持ち込んだのでしょう。ちなみにロイヤルメールのヒースロー国際流通センターを出発したのは2月1日で、既にEUから離脱した後でした。
封筒を見てみますと、切手が貼っておらず1月31日に差し出されたという痕跡はこの印刷ラベルだけ。もう押印の手間も惜しんでさっさと送り届けたかったのでしょう。王立造幣局とロイヤルメールの間で事前に入念な調整を行っていたことは想像に難くありません。そもそも今回の記念コイン、去年の10月31日に発行されるはずが離脱延期で3カ月伸びたんだもんね。どうでもいいけど切手~。EU離脱切手~(しつこい)。