特殊切手『日本国際切手展2021』発行

日本で10年ぶりに開催される国際切手展まであと1年、それを記念する特殊切手『日本国際切手展2021』が3日に発売されました。

前回の開催が2011年。以降今まで、日本の郵趣家の間に「10年後の2021年も本当に開催可能なのか?」という声が少なからずありました。しかしそれは日本の郵趣界の体力的な面を心配しての懸念であったはずです。まさか、ここにきて世界的な感染症の流行の影響で来年の開催が可能なのかを心配することになろうとは、つい半年前まで夢にも思わない事態でした。

3日後にはインドネシアで世界展が開催されるはずでしたが、今年11月5日開始に延期されました。しかし正直、この日程も厳しいでしょう。1年後の日本国際切手展すら大丈夫という保証はありませんが、日本人として、ぜひとも母国で開催されることを願ってやみません。それこそ「さらに10年後の2031年は開催可能なのか?」という状況なのですから。