きょう13日はタイ王国のプーミポン・アドゥンヤデート(ラーマ9世)前国王が崩御された日です。後を継いだ長男のワチラーロンコーン(ラーマ10世)国王の評判が良くなく、同国ではご法度の王室批判が巻き起こり王室改革を要求するデモが発生していましたが、最近ではそのニュースも日本ではあまり報じられていないように思います。しかし相変わらずタイには戻っていないようで、先日は滞在先のドイツの外相から、ドイツからタイを統治するのはやめるよう苦言を呈されたようです。
さてこれは2010年にタイで発行されたご成婚60周年記念切手です。そう、タイでは存命中の肖像を切手にすることは問題ではなく、ましてや不敬罪に当たらないのですね。天皇の肖像を切手やコインに入れることは恐れ多いということで権威を象徴する龍を入れる国があれば、肖像をそのまんま入れる国もあり。まあ成り立ちはそれぞれなのでね。