ローマ教皇とトランプ大統領の切手

アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプが初めて切手に登場したのは就任前、大統領選挙のあった2016年。以来、この強烈な個性を持つ大統領は主に切手代理発行エージェントによるものを中心として何度も切手になりました。見つけ次第買うようにはしているのですがやはり漏れはあります。トランプ大統領が主題ではない、ひょっこり登場しているだけの切手は見落としがちなのです。

例えばこれ、2018年にサントメ・プリンシペ名義で発行された切手です。ローマ教皇フランシスコの就任5周年を祝う切手ですが、片方の小型シートにトランプ大統領が登場していたりするわけです。この切手の存在に気がついたのがつい1カ月ほど前のことで、慌てて買い足しました。

まあ見落としてしまうのはトランプ大統領の登場する切手の数が多いという理由もあるにはあります。切手代理発行エージェントによる切手の他にも、米朝首脳会談の関連でシンガポールや北朝鮮、そのほかサウジアラビアからも発行があります。ちなみにebayでたまに見かける、トランプ大統領が登場するチャド名義の小型シートは多分、大半がでっち上げの偽物です。

さあ、いよいよ3日はアメリカ合衆国大統領選挙。トランプが再選されるのか、はたまたジョー・バイデン前副大統領が当選し民主党がホワイトハウスを奪還するのか?どうせトランプが再選されるんでしょ、知らんけど。