25日で三島由紀夫が世を去って50年。近年になって、生前の三島がノーベル文学賞に非常に近い位置にあったことが明らかになっています。結局は1968年に川端康成が受賞し、三島自身は受賞することなく1970年の自決でその生涯を終えることになります。これは、1995年にネイビス島とガンビア名義で発行されたノーベル賞創設100周年の切手に描かれた川端康成です。ノーベル賞が全てではありませんが、しかし三島も受賞していたら彼の切手も世界中から発行されていたことでしょう。こういう、いかにも西洋人が描いた三島を多く見る機会があったに違いありません(見たいかどうかはともかく)。
最新の切手や興味深い切手の収集活動、郵便制度などに関する話題を取り上げています。