先日、スコットランド出身の映画俳優、ショーン・コネリーの切手がトーゴ名義で発売を開始しました。ショーン・コネリーといえば、スパイ映画『007』シリーズの初代ジェームズ・ボンド役が有名で、この切手もその場面が描かれています。個人的には『レッド・オクトーバーを追え!』のマルコ・ラミウス艦長役も外すことはできません。
そんなショーン・コネリーが亡くなったのが昨年(2020年)10月31日のこと。さすがは切手代理発行エージェント、もう追悼切手を発売するとは仕事が早い…と思ったのですが、よく見るとこれ、ショーン・コネリー生誕90年の切手なんですね。
改めて調べてみると発行日は2020年10月8日付。つまり死去するほんの3週間ほど前ということになります。ちなみに発売を開始したのは同年12月31日なので、既に亡くなっていました。あらかじめ生誕90年の切手を企画し製造したものの、発売を開始する前に亡くなられたということなのでしょう。もちろん生誕90年であることは間違いがないので、発売しても何も問題ありません。
いずれ改めてショーン・コネリー追悼切手が発行されることでしょう。