半月ほど前のLinn’s Stamp newsを読んでいたら、昨年9月に南スーダンが5年ぶりに切手を発行したのを知りました。とはいえそれまでに出ていた切手(2011年に独立後、8種類しか出ていない)に額面を加刷しただけですが。同国の通貨、南スーダン・ポンド(SSP)は酷いインフレなんだそうで、その影響で額面が変更になっています。
ちなみにこれが同国の切手。上の2枚は1番切手のセット。本当はこれ以外に同国の紋章を描いた2.5SSP切手もあったのですが、紋章が間違っていたらしく発行中止になっています。しかし事前にサンプル(いわゆる『みほん切手』ではなく、文字などの加刷はない)が配られていたため、入手しようと思えばできるのですが高いのでさすがに持ってません。
下の2枚は翌2012年、サルバ・キール・マヤルディ大統領(右の切手の人物)が訪中するのを記念して発売されるはずだったのですが、スーダンとの紛争が勃発したため発行が中止された不発行切手です。その後、同年夏に独立1周年の動物切手(6種)を発行し、今回は加刷切手を一気に19種類も出したようです。それにしても値段が高い。