13日午前9時よりNHK総合で放送された『週刊まるわかりニュース』内の一コーナー『ミガケ好奇心』のテーマは『切手150年の歴史』でした。まずは近代郵便制度の父、前島密から話題は始まります。
前島密といえば普通1円切手、VTRはイギリスのペニー・ブラック、日本の竜文切手から始まります。解説役は切手の博物館の田辺龍太学芸員。先日の『じゅん散歩』でも登場されました。
郵便料金の前納を示す切手の登場もあって郵便網は世界中に広がっていきます。この白黒映像がいつの時代の、どこの国で撮影されたものなのかは説明がありませんでした。
やがて世界は二度の世界大戦を経験し、日本切手も戦時色を帯びることとなります。
太平洋戦争が終結し、軍事色が抜けた日本切手は芸術性の向上が見られるようになります。そして切手収集ブームが訪れます。
最近の話題として新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の切手が取り上げられます。しかし日本ではCOVID-19の切手を出していないので中国、チェコ、ベトナム、フランスの切手が紹介されています。
いよいよVTR部分の終盤。もはや切手は単なる郵便料金の前納を示すだけのものではなく、手紙とともに切手にも色々な思いが込められていると締めくくられています。ここらあたりは収集家の感覚とまた違うものがあるかもしれません。
最後は4月に発行されるシンプル1円切手の話題。
今回の内容はそのうち、NHKの『ミガケ好奇心』のサイトにて公開されるのかな?